金券買取は法律上18歳以上であることが求められることに注意が必要

金券買取は非常に便利なサービスで、様々な形の商品券、ギフト券などを買取して貰うことが出来ます。
特に需要が高まっているのが、ネットを利用した金券の買取です。

クレジットカードだけでなく後払いサービスなどが普及し、ネット経由でギフト券などを購入するハードルが大きく下がっています。

ネットで決済をするためにはクレジットカードやデビットカード、携帯キャリアの後払いサービス等を利用するのが当たり前になっているのもポイントです。

急な出費が生じたときに、金券を購入して買取して貰い、支払いを翌月以降にずらすといった使われ方もしています。

ただし、注意したいのは、金券買取は基本的に未成年は利用できないということです。

未成年の金券買取を認めてしまった場合、未成年も利用可能な後払いサービスを利用し、様々な現金化が可能になってしまいます。

後払いサービスを利用して大量の現金を受け取ったとしても、未成年相手では法的な責任を追及することが難しくなります。

結果的に保護者や親権者などに請求をすることになりますが、トラブルになってしまえばそれだけ多くの時間や労力が失われるため、最初から未成年からの買取は行わないのが一般的なのです。

法律上も古物の取り扱いの関係上、取引上は経済的な責任が持てる成人であることが求められます。

現在で言えば18歳以上が成人として認められるため、18歳以上でなければ金券買取サービスは利用できないことになります。

保護者や親権者の同意があれば金券買取も可能ですが、そもそも未成年の申込自体を受け付けていない業者も珍しくありません。

未成年は法的に守られる存在であり、トラブルがあった際に責任を追及するのが難しいからです。

ネット経由ではなく、デパートの商品券等を金券ショップに持ち込み、親権者の同意書などを一緒に持ち込んで買取をして貰うといった方法もありますが、それであれば親権者が直接持ち込んだ方が手間がかからないという話もあります。

デパートの商品券などはクレジットカードで購入できず、現金で決済するのが一般的です。

盗んだり、拾ったりしたクレジットカードで金券が簡単に購入してしまえると、犯罪に利用される恐れが高まってしまうからです。

ネット購入できるギフト券なども防犯のための様々な規制が導入されていて、不審な購入履歴があった場合は確認の連絡が入るケースも珍しくなくなっています。

別な見方をすれば、成人していれば金券の買取の障害はほとんどないことになるため、便利に活用することが出来ます。